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コン・エアー

コン・エアー

製作年: 1997年

製作国:アメリカ

監督: サイモン・ウェスト

出演者: 

(キャメロン・ポー) ニコラス・ケイジ

(サイラス・グリサム) ジョン・マルコビッチ

(ダイアモンド・ドッグ) ヴィング・レイムス

(アルバート・マイク・ギブソン) トム・アーノルド

「ストーリー」はキネマ旬報 映画データベースより 

軍を除隊したキャメロン・ポー(ニコラス・ケイジ)は、酒場で妻にからむ酔っ払いと揉め、相手を殺害してしまう。第三級殺人罪(故意ではない殺人。日本の過失致死相当)で刑務所に服役するも、模範囚として仮釈放される事になり、囚人専用の飛行機「コン・エアー」に搭乗する事になる。

そこには、凶悪犯のサイラス・グリサム(ジョン・マルコヴィッチ)や、連続殺人鬼のガーランド・グリーン(スティーヴ・ブシェミ)等を始めとする凶悪犯が顔を連ねていた。

そして離陸後、凶悪犯の計画によって飛行機がハイジャックされ、正義感の強いポーは何とか事態を打破しようとするが………。

Conair

☆☆☆ 観おわってから ☆☆☆ 

一度映画館で観ている映画で面白かったことでもあり、今回DVDを借りて観なおした。酒場でキャメロン・ポーは、酔った勢いで自分の妻にからんで来る相手を殴り殺し、裁判の結果、懲役刑に科せられて刑務所に服役する。

刑務所に服役するきっかけになった、この冒頭の乱闘シーンはこの後のストーリーの展開を引き出すために取って付けたように感じるが、何もわざわざここで挿入しなくてもいいようなシーンで、服役することになった理由はともかく仮釈放されるところから映画が始まってよさそうなところである。

それはともかく模範囚としてキャメロン・ポーは仮釈放されることになり、囚人専用のコン・エアーという飛行機に乗り込むことになるが、そこには冷酷な殺人犯サイラス・グリサムなど一団の凶悪犯が顔を並べていた。

離陸するや、さっそくサイラスは計画していた行動に着手し、手の平の皮膚の中に忍ばせてある針金を取り出して手錠を外し、囚人仲間をも解放して、護衛の任務についている保安官を射殺あるいは人質にして飛行機をハイジャックする。

次の着陸地カーソンでは連邦保安官の手筈としては機内の囚人6人を降ろし、かわりにアラバマに送り込むべき囚人を搭乗させる段取りである。

キャメロン。ポーはカーソンで降りて自由の身になることも出来たが、機内に留まることにしたのは人質になっている女性護衛官を守るためと、病気を患っている仲間を気遣ってのことだ。

カーソンで新たに乗り込んで来る囚人が、さるぐつわでもかませたような仰々しい恰好で檻ごと飛行機に乗せられる殺人鬼ガーランド。37人もの殺人を犯したこのガーランドの存在はこの映画の中でなぜ登場しなければならないのかも不思議と言えば不思議。

映画は最後のクライマックスを迎えて激しい銃撃戦を繰り拡げるが、このガーランドはまったく第三者の立場で傍観。

幼女と話し込んでいるシーンを映して殺人に走るのか、と思って身の毛がよだって来たが、それも思わせぶりに過ぎなくて、何もここで割り込ませるような必然性もないと思うのだが。アクションとしてだけで観れば確かに面白い映画でした。

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