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ヒート

ヒート

製作年: 1995年

製作国:アメリカ

監督: マイケル・マン

出演者: (ヴィンセント・ハナ) アル・パチーノ

      (ニール・マッコーリー) ロバート・デ・ニーロ

      (クリス・シヘリス) ヴァル・キルマー

      (ネイト)ジョン・ヴォイト

      (イーディ)エイミー・ブレネマン

「ストーリー」はウィキペディア より 

ロサンゼルスの昼下がり、プロの犯罪者であるニール・マッコーリー率いる犯罪チームは、周到に練られた完璧な作戦で現金輸送車から裏金の転がし屋ヴァンザントの保有する無記名証券を奪取する。

しかし、その際に新参のウェイングローが警備員に発砲。仕方なくニールは他の運転手も射殺してしまう。ニールは怒りを隠せなかったが、その場をすばやく立ち去る。

一方、事件をききつけた市警警部のヴィンセント・ハナは、わずかな手がかりからチームのメンバーであるマイケルを割り出すことに成功する。そして、市警は彼らの執拗な追跡を開始する。

ニールは些細なことで警備員を射殺したウェイングローをチームから追い出し、殺害しようと考えるが、一瞬の隙を突いて逃げられてしまう。次にニールはヴァンザントとの証券の交換を図るが、今度はヴァンザントが裏切り、殺し屋を交渉の場に向かわせた。

ニールらは刺客を射殺、ヴァンザントに宣戦を布告する。ヴィンセントは執拗な追跡を続け、チームの動向まで把握することができたが、彼の仕事への熱中ぶりは異常であり、彼の家庭生活は破綻寸前のところまで迫っていた。

妻のジャスティンはストレスにより薬物に依存し、連れ子のローレンはろくでなしの実父との約束を待ち続けていた。ヴィンセントの悩みは大きくなるばかりだった。ニールもプライベートに関しては同じようなもので、彼は犯罪を繰り返す生活のために、私生活の全てを封印していた。

ところが、そんな彼の元にイーディという若い女性が現れ、瞬く間に恋に落ちる。そして、ニールは最後のヤマを踏んで、それまでの全てを忘れ、彼女と高飛びをし、足を洗うことを決意する。

ニールとヴィンセントは虚虚実実のせめぎあいの中で、お互いの存在に不思議な共感をおぼえる。対極に位置する存在でありながら、どこか似通った部分がある。だが、敵同士の彼らは、次に会った時は必ず殺すと宣言した。

やがて、ニールらは最後のヤマである、銀行襲撃を実行に移す。警報装置を全て切断し、完璧な計画は成功するかに見えた。だが、予期せぬタレコミによって、ヴィンセントらロス市警が銀行に急行。白昼の市街で、想像を絶する凄絶な銃撃戦が展開された……。

Heat

☆☆☆ 観おわってから ☆☆☆ 

ロバート・デ・ニーロという俳優を気にしだした映画は「ヒート」を観てからだと思う。1987年製作の「アンタッチャブル」を公開時に観ているが、アル・カポネ役がロバート・デ・ニーロということさえ知らなかった。ちなみに「ヒート」は1995年製作。

「ヒート」を観てから映画館で「ザ・ファン」「RONIN」「ザ・ダイバー」「スコア」など他の映画も観ているし、DVDでも「タクシードライバー」「ディア・ハンター」「恋におちて」「グッドフェローズ」「ケープ・フィアー」「レナードの朝」「カジノ」等々を観た。

要するに「ヒート」を観て、その恰好良さに惹かれたのである。是非もう一度観てみたいものだとかねがね思っていたが、行きつけのレンタル屋では置いていないし、それが最近になってお薦めの映画ということで店棚に並ぶようになり、さっそく借りて再度、観たのである。

さて、ロバート・デ・ニーロが演ずる犯罪チームのリーダーであるニールはある信条を自らに課している。それは私生活での人間との関わり合いを極力避けること。仮に犯罪が発覚し、とんずらする事態に追い込まれたときに備えて身の周りをすっきりしておきたかったからだ。

ところがイーディというグラフィック・デザイナーの女性と恋仲になり、彼女もニールの素性を知りながらも、この最後のヤマ(銀行強盗)を終えたら足を洗うことを決意するニールを信頼する。

かくして二人でニュージーランドへ高飛びという段取りを付けるのだが、しかし成功するかに思われた銀行襲撃も、あるたれこみで、アル・パチーノが演ずるヴィンセント・ハナ警部の知るところになり、挙句には白昼、街の中で強盗団と警察隊で銃撃戦が繰り広げられる。

激しい銃撃戦をからくも脱したニールはイーディと車で空港に向かって共に幸せそうな表情をスクリーンに映し出していたが、ニールはある用事を思い出したとイーディに言い、空港ホテルに車を止める。

用事はすぐに済むからエンジンは掛けっ放しに、とイーディに言い置いてニールは空港ホテルの中に入る。たれこみの一役を担っていた嘗ての仲間ウェイングローを殺害するのが目的だ。

首尾よく始末を付けたニールだが、一方、空港ホテルに必ず立ち寄ると嗅ぎつけていたヴィンセント・ハナ警部も手配は万全だ。ニールはイーディの待つ車中へ、とまさにその時に追跡中のヴィンセント・ハナ警部と視線がかち合う。

ヴィンセント・ハナ警部がニールを追って来るが、その様子をじっと見守るしかない車中のイーディ。追いつめられるニールは立ち去りがたい思いで車から少しずつ後ずさりし、イーディを置き去りにして逃走する。

このシーンでイーディを置き去りにするロバート・デ・ニーロの何ともやるせない表情が実に良かった。もう一度と観たいと思ったのは、このシーンの恰好良さに他ならない。

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