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2011年6月

Uボート

「Uボート」

製作年:1981年

製作国:西ドイツ

監督: ウォルフガング・ペーターゼン

出演者: 

(艦長)  ユルゲン・プロホノフ       

(ヴェルナー少尉)  ヘルベルト・グレーネマイヤー   

(機関長) クラウス・ヴェンネマン

あらすじはウィキペディアより

第二次世界大戦下の1941年秋、ドイツの占領下にあったフランスの大西洋岸にあるラ・ロシェル港から、1隻のUボートU96号が出航する。彼らに与えられた任務は、大西洋を航行する連合軍の輸送船の撃沈であった。

血気盛んながら実戦経験不足の若者たちと、報道班員として同乗したヴェルナー少尉、そしてそんな彼らをため息混じりに見つめる艦長を乗せ意気揚揚と出撃するUボートだが、折しも連合軍は対潜水艦戦術を向上させつつあった。

荒れ狂う北大西洋での孤独な哨戒航行、遠くから微かに聞こえる味方の無線、血湧き肉踊る敵船団攻撃、そして深海で息を潜めながら聞く敵駆逐艦のソナー音と爆雷の恐怖…。

ようやく哨戒攻撃任務を終え、帰還できると一息ついた彼らに届いたのは、スペインのビゴにて民間商人に扮した独軍から密かに補給を受け、敵国イギリス軍の地中海要衝であるジブラルタル海峡を突破し、イタリアに向え、という非情な命令であった。

艦長、ヴェルナー少尉、そして乗組員達の前には過酷な運命が待ち受けていた。

Uboto     

☆☆☆ 観終わってから ☆☆☆

「Uボート」は三回も観ている。潜水艦を題材とする映画は結構好きで、中学生の頃に観た「潜水艦浮上せず」は忘れられない映画である。

イタリア映画と思っていたが、念のために調べたらイタリアとフランスの合作だった。もう一度観たいものだが、アマゾンで検索したらビデオさえ無かった。

敵機の爆撃で潜水艦が海底に沈み、浮上することが出来ないというストーリー。ところが、何かの装置で一人だけが脱出ができる。

この事を知っているのは艦長一人、しかし、そのことも艦員全員に知れ渡り、そのためにある者は発狂し、ある者は絶望の余りに自殺し、さらには艦員同士の争いに発展して死亡者が出るという暗くて絶望的な映画である。

結局、脱出したのは他人を踏みつけてまで生きることを望まなかった一人の艦員。艦長並びに甲板長は責任上、潜水艦と運命を共にする。

さて、「Uボート」の方に過酷な運命を待っていたのは任務を終えた直後。味方の陣地に無事に寄港したのだが、歓迎パレードの最中に敵機の爆撃で艦長は死に、多くの艦員も死亡しあるいは傷つく。これが結末である。

Uボートが連合軍の輸送船を撃沈する目的で大西洋に出航し、その間に連合軍の駆逐艦に三度つけねらわれる。一度目は、割合にすんなりと逃げおおせることができ、二度目も輸送船を撃沈した直後に突如として現れた駆逐艦に狙われて深海に潜る。

水中探知システムでの、あの海中に響くキーン、キーンと金属でも鳴らしているようなソナー音、映画とは思っていても緊張する場面だ。

探知したらすかさす爆弾の詰まったドラム缶が駆逐艦から投下される。

映画ではこの息詰まるところは20分ほどのシーンだが、実際の時間にしたら6時間も駆逐艦につけ狙われているとのことだ。

このピンチもしのいで、次に上層部から命じられたのは同盟国イタリアへの寄港。ここに行くためにはジブラルタル海峡というモロッコとスペインとの間の狭い海峡を通過して地中海に入ることになる。

敵の警戒が網の目のように張りめぐらされ、案の定、敵機に見つかり、爆撃を受けて制御不能のまま潜水艦は海中に沈んで行く。突き当たったのは280mの海底だ。

水圧で艦内のボルトがはじけ飛び、漏水は止まらない、これらの恐怖に耐えながら修復作業を果たしてから脱出するのが、映画「Uボート」の最大の見どころである。

男と女

男と女

製作年: 1966年

製作国:フランス

監督: クロード・ルルーシュ

出演者: (アンヌ) アヌーク・エーメ

(ジャン・ルイ) ジャン=ルイ・トランティニャン

(ピエール) ピエール・バルー

「解説」はオールシネマより 

妻に自殺されたレーサーと、スタントマンの夫を目の前で失った女。

寄宿学校にいる互いの子供を通じて知り合った男と女は、次第に惹かれ合い恋に落ちていく……。

カンヌ映画祭グランプリに輝き、C・ルルーシュの名を一躍世界に知らしめた傑作。

モノクロームとセピアトーンの映像、流れるようなカメラワーク、F・レイの甘美なメロディ、渾然一体となった映像と音楽によって“過去を捨てきれぬ”二人の恋が甘く切なく描かれる。

寡黙なキャラクターを演じさせたら並ぶ者のないトランティニャンと、薄幸な美くしさがよく似合うエーメ、二人の有り余る魅力も忘れ難い。

Otokotoonna

☆☆☆ 観おわってから ☆☆☆ 

クロード・ルルーシュの出世作。

公開時に一度観たような気もするが、何せ40年以上も前の事で、はっきりとは覚えていない。ストーリーはシンプル。アンヌは寄宿舎にあずけている娘に、週末、会いに行くのが何よりの楽しみ。

一方、ジャン・ルイも息子を同じ寄宿舎にあずけてアンヌと同じ境遇。アンヌは娘に会ってからの寄宿舎の帰りに汽車に乗り遅れてしまい、ジャン・ルイの車に乗ることになったのはあくまでもジャン・ルイの親切心からだ。

車内で自然と身の上話になり、お互いがそれとなく心の内を探り合っているようにも思える会話。会話の中で分かったのはアンヌの夫はスタントマンで事故死したのは最近のことのようだ。

ジャン・ルイはスピード・レーサーで、ある時に事故を起こし、妻はそのショックで自殺したことをアンヌは知る。ジャン・ルイはアンヌに電話をかけ、次の週末も車で一緒に寄宿舎に向かうことになる。

アンヌに一度会ってジャン・ルイは惹かれるものを感じ、アンヌも誘いに乗ったのは同様の気持ちがあったからである。かくして二人はベッドを共にするが、ベッドシーンでのアンヌの表情には何かしら喜びに浸りきれない戸惑いのようなものを見せる。

ジャン・ルイも愛に応えてくれないもどかしさをアンヌに感じ、結局二人は、きまずい思いでホテルを後にする。アンヌには前夫との幸せな日々がまだ強烈に印象として残っており、ジャン・ルイの愛に応えるまでにはまだ時の経過が至っていないのだ。

当然のことながら、次の週末、アンヌは一人で汽車に乗って行き、ジャン・ルイはいつものように車で向かう。しかしアンヌを忘れられないジャン・ルイは乗換駅に向かい、ホームでアンヌを待つ。アンヌにとっては思いがけないことであり、喜びのあまりに飛びつくようにしてジャン・ルイとキスを交わす。

これで目出度し、目出度し、と思ってDVDを観終わったのだが、どうもそうではないらしい。

クロード・ルルーシュは「男と女」の続編を作製する。それによると20年後の再会からスタートするそうだ。つまり一作目の「男と女」では結局、結ばれなかったようであり、そのあたりの機微は分からなかった。

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