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男と女

男と女

製作年: 1966年

製作国:フランス

監督: クロード・ルルーシュ

出演者: (アンヌ) アヌーク・エーメ

(ジャン・ルイ) ジャン=ルイ・トランティニャン

(ピエール) ピエール・バルー

「解説」はオールシネマより 

妻に自殺されたレーサーと、スタントマンの夫を目の前で失った女。

寄宿学校にいる互いの子供を通じて知り合った男と女は、次第に惹かれ合い恋に落ちていく……。

カンヌ映画祭グランプリに輝き、C・ルルーシュの名を一躍世界に知らしめた傑作。

モノクロームとセピアトーンの映像、流れるようなカメラワーク、F・レイの甘美なメロディ、渾然一体となった映像と音楽によって“過去を捨てきれぬ”二人の恋が甘く切なく描かれる。

寡黙なキャラクターを演じさせたら並ぶ者のないトランティニャンと、薄幸な美くしさがよく似合うエーメ、二人の有り余る魅力も忘れ難い。

Otokotoonna

☆☆☆ 観おわってから ☆☆☆ 

クロード・ルルーシュの出世作。

公開時に一度観たような気もするが、何せ40年以上も前の事で、はっきりとは覚えていない。ストーリーはシンプル。アンヌは寄宿舎にあずけている娘に、週末、会いに行くのが何よりの楽しみ。

一方、ジャン・ルイも息子を同じ寄宿舎にあずけてアンヌと同じ境遇。アンヌは娘に会ってからの寄宿舎の帰りに汽車に乗り遅れてしまい、ジャン・ルイの車に乗ることになったのはあくまでもジャン・ルイの親切心からだ。

車内で自然と身の上話になり、お互いがそれとなく心の内を探り合っているようにも思える会話。会話の中で分かったのはアンヌの夫はスタントマンで事故死したのは最近のことのようだ。

ジャン・ルイはスピード・レーサーで、ある時に事故を起こし、妻はそのショックで自殺したことをアンヌは知る。ジャン・ルイはアンヌに電話をかけ、次の週末も車で一緒に寄宿舎に向かうことになる。

アンヌに一度会ってジャン・ルイは惹かれるものを感じ、アンヌも誘いに乗ったのは同様の気持ちがあったからである。かくして二人はベッドを共にするが、ベッドシーンでのアンヌの表情には何かしら喜びに浸りきれない戸惑いのようなものを見せる。

ジャン・ルイも愛に応えてくれないもどかしさをアンヌに感じ、結局二人は、きまずい思いでホテルを後にする。アンヌには前夫との幸せな日々がまだ強烈に印象として残っており、ジャン・ルイの愛に応えるまでにはまだ時の経過が至っていないのだ。

当然のことながら、次の週末、アンヌは一人で汽車に乗って行き、ジャン・ルイはいつものように車で向かう。しかしアンヌを忘れられないジャン・ルイは乗換駅に向かい、ホームでアンヌを待つ。アンヌにとっては思いがけないことであり、喜びのあまりに飛びつくようにしてジャン・ルイとキスを交わす。

これで目出度し、目出度し、と思ってDVDを観終わったのだが、どうもそうではないらしい。

クロード・ルルーシュは「男と女」の続編を作製する。それによると20年後の再会からスタートするそうだ。つまり一作目の「男と女」では結局、結ばれなかったようであり、そのあたりの機微は分からなかった。

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